これでいいのか最高裁 [法律エッセイ]
来る10月12日午後6時から、埼玉会館小ホールにおいて、「これでいいのか最高裁 自由と人権の確立を目指して」と題する講演及びパネルディスカッションが開かれます。入場無料です。パネラーは、元衆議院議員の鈴木宗男さん、元裁判官で弁護士の木谷明さん、オウム真理教麻原こと松本智津男の弁護人を務める安田好弘さん、埼玉弁護士会所属弁護士の小川修さんです。鈴木宗男氏は、皆様ご存知のあのお方です。木谷さんは、無罪を書ける数少ない裁判官であった方であり、現在は、確か法政大学法科大学院教授をしているはずです。平成16年に京都大学で裁判員のシンポジュームが開催されたおり、私は、まだ検事をやっておりましたが、担当部の裁判官であった杉田宗久氏と一緒に居残ってお酒を飲んだことがありました。その場には、大阪弁護士会で勇名をはせる後藤貞人弁護士もおりました。安田さんは、自身もオウムの弁護に絡んで、特捜部のオウム弁護つぶしにあって、弁護士業務を妨害された人です。小川先生は、一連の司法制度改革に反対の声を上げている在野反政府勢力の重鎮です。私もバッジをおいては権力をチェックすべき弁護士として与しています。このように今度のシンポジュームは、これを逃すと二度と見ることのできない豪華キャストとなっています。埼玉会館小ホールは、浦和駅から歩いて5分程度のところにあり、西口の交番で聞けば丁寧に行き方を教えてくれます。是非興味のある方はふるって参加され、現在の司法の現状を垣間見てほしいと思います。
共通テーマ:日記・雑感
コメント 0