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「処分される」拾得の猫逃がした警察職員訓戒 [法律エッセイ]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20091006-570-OYT1T01092


昔、某地検にいたとき、後輩が官舎の床から子猫が出てきたと電話をかけてきました。
私は、「親が子育てを放棄したのだから、H君が面倒をみることができなければそれは運命だ。」と言いました。
結局、当時、彼は1人者だったので、地検にその子猫を連れてきました。
それからは、公判係の部屋でその子猫の養育です。
あるとき、黒紐で私がその子猫をあやしていたら、立会のUさんが「蛇を取る。」と言って、さっと、私から黒紐を取り上げ、私は、びっくりしました。子猫に紐を与えると、じゃれて、それが紐に似た蛇にもじゃれつくことになって命を落とすということだったのです。
その後、その子は酒屋の養女になって幸せに暮したそうです。
ニュースの警官も子猫が殺されるよりと思ってした行動だと思います。
実は、私、検事になってすぐ、「さくら」という猫を授かって、10年あまり転勤してました、一緒に。
官舎では内緒で飼っていましたし、くだんのU事務官には飛行機にまで乗せてもらって東京に送り届けてもらいました。
今は、浦和の自分の家でくつろいでいます。
私は、さくらのために家を買ったのです。
それは短い寿命を精一杯生きてほしいから。


2009-10-06 23:57  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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