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新司法試験合格者2043人、初の前年割れ [法律エッセイ]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20090910-570-OYT1T00846


法務省の無定見な増員計画と文部科学省のいい加減な法科大学院設置基準が生んだ悲劇です。
1905年の今から100年前の日本の人口は、約4000万人と言われています。
日本の人口は、100年どころではない短期間に倍増したのです。バブルです。それは戦争のためです。
ある増員論者は、法曹資格を取得しても弁護士をやらずに他の分野でも活躍できるから増員は是であると言いましたが、法科大学院を目指した人の中でそのようなつもりで大枚をはたいた人はいるでしょうか?無責任です。
私は、当然、旧司法試験組ですが、合格したとき、心底「拾う神はいるんだな。」と思いました。
最後に受験した司法試験のことはまたいずれ書きますが、制度に翻弄されている人たちには気の毒としか言いようがありません。
ただ、当初、法科大学院を目指した人たちも週刊ダイヤモンドの8月29日号にあるような貧富の差のある弁護士像を所与のものとして受け入れてなお受験を志したかどうか疑問に思います。そういう人もいると思いますが、たぶん、弁護士のステータスや収入を当てにしたのではないでしょうか?
貧乏を承知で1000万円以上投資するとは思えません。
私たちのときも司法試験イコール資本試験などと言って財力が物をいうような話がありましたが、合格者が少なかったので、なんぼ金があっても通らない人は通らなかったのです。その代わり、バイトしたり仕事しながら受験しても通る人は通ったのです。まさに拾う神に拾われたように。


2009-09-10 23:05  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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