法科大学院1期らの司法修習生、卒業試験不合格が過去最多
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=soc&aid=20071218i514
我々のときには考えられなかったことでした。
じゃあ、当時の2回試験は誰でも受かったのかという質問が飛んできそうです。
我々のときは2年間も修習期間がありましたので、実際は途中で修習辞退をする人がおりました。
起案提出ができないなどの理由で辞めていく人がいました。
そのような人の数がどれだけいたか分かりませんが、そのような人の数を入れても今ほど多くはなかったと思います。
また、当時の2回試験が簡単だと思いませんが、やることをやって実務などで身に付けた法的思考を駆使して問題を解いて落ちる人が多数いるというのは尋常ではないと思います。
それまでなら絶対受からない人が法科大学院経由で受かる時代にこれほどの不合格者がいるということは同一ラインにいる人も多いはずです。
もちろん、上位の人は優秀だと思いますが、底辺にいる人がいきなり一人前の弁護士として登場し、市場原理に任された仕事を始めたら、むしろ被害を被るのは一般市民だと思います。
この半年間、そんな状況を色々見てきました。
2007-12-19 12:57
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