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「なぜ事故が」…帝王切開死、専門的議論に遺族置き去り [法律エッセイ]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20080820-570-OYT1T00370


当然の無罪判決です。
当時の福島地検の次席は辞職すべきだと思います。
これだけ日本の産科医療にダメージを与えたのですからその程度の責任は十分にあると思います。
仮に有罪になっていたら、子宮のない経産婦が大勢発生する結果になっていました。
全くの医学的知識不足による強制捜査であり、逮捕してしまったことで引き返せなくなった起訴でした。
検事が起訴状に記載した「臍帯(サイタイ)」をジンタイ(たぶん、靭帯と勘違いしたと思いますが、それ自体ナンセンスです。)と法廷で朗読した時点で勝負ありです。
正直、福島地検にいたことがあるので言いにくいのですが、強制捜査に入った時点で既に耳を疑ったことは確かでした。
スタートから逮捕権公訴権の濫用です。
こんな捜査なので、遺族に説明できるわけがないのです。
専門用語が飛び交ったからではありません。
説明のつかない起訴をしているので説明できないのです。
できないことを求めても無理なのです。
遺族が求める真実が「不可抗力」だったと説明できないので(知識がないからか勇気がないからか)、起訴して責任を裁判所に擦り付けようとしたのです。
さて、福島地検は控訴するでしょうか?
控訴となれば仙台高検が責任をもって、今後の結果がどうなろうとも説明責任を果たさなければなりません。


2008-08-20 16:06  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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